本日、地酒屋仲間と岐阜県美濃郡八百津町の「蔵元やまだ」さんを訪問させていただきました。
「玉柏」をメイン銘柄に約500石の酒を醸す蔵元です。
山田社長による八百津町のご紹介と精米機の説明。当蔵では100%自家精米。コンピューター制御のこの精米機は、精米時に上がってしまう米の温度を抑えることが出来ます。品温を上げずに米を精米することで、酒造りに大きなメリットをもたらせます。また、この精米機があることで、玄米を確認することが出来ます。米を見て、触れることによって米の性格を把握でき、今後の酒造りに役立ちます。
宇野杜氏に蔵内を案内していただきました。
昔ながらの和釜と甑です。
宇野杜氏が「自分では日本一の室だと思っています」と説明を受けた麹部屋と、瓶貯された何種もの酒がヴィンテージごとに保管されている15度設定の貯蔵庫です。ここは酒蔵というよりワインカーヴのようでした。
【蔵元やまだ】の酒に対するこだわりを感じ取れる、とても勉強になる蔵訪問となりました。
蔵元の前にある「三勝屋」さんで昼食。昭和の面影いっぱい、レトロな大衆食堂。ここの名物【パーコー】をいただきました。ころもがサックサクのロースカツ。餃子のタレとラー油、おろしニンニクで・・・。初体験の美味しさ。ウド鈴木さんもお奨めみたいですよ^^。