季節の酒・秋(ひやおろし、他)
実りの秋を迎える頃、【ひやおろし】と銘打たれた日本酒が出荷されます。
冬に醸されたお酒は、一度だけ火入れ殺菌され、秋先まで貯蔵されます。酒をひと夏寝かせることで、香りや味わいが落ち着き、新酒の「硬さ」「荒々しさ」が消え、丸みのある味わいになります。
この酒が【ひやおろし】です。
寝かす事で得られる「狙いの味わい」となるのです。
【ひやおろし】は、遙か昔から酒通にとって、待ち焦がれた酒です。
柔らかく風味良い味わいの【ひやおろし】を秋の味覚と共にお楽しみ下さい。
来福 純米吟醸 ひやおろし
秋の来福は、なんだか可愛らしいラベルで登場です(^O^)
じ~っと眺めていると、「来」の文字が顔に見えるような見えないような??原料米には兵系酒十八号を使用しています。その血統は、酒米の王様こ山田錦の血を受け継いでいます。あまり見かけない酒米ですが、それで季節限定酒を仕込むあたり、来福酒造のチャレンジ精神と酒造りへの自信を感じますね!軽やかさと綺麗な酸味が特徴的です。ひまわりの花酵母を使用していますが、敢えて香りは抑えめ。シャープでスッキリ、ラストまでスイスイ飲めちゃいます!ズバリ冷酒でどうぞ。
秋酒なのにどこかフレッシュさも感じる、イイトコドリ!
神開 il tuono d’autunno 純米吟醸
かわいらしい鬼さんのラベルがgood(^O^)b 香りは穏やか。口に含むと青リンゴやオレンジのような香りが鼻孔をくすぐります。程良くジワ~っと広がる甘味と爽やかな酸味。そこへちょっぴりビター感が加わります。ラストは苦渋がキリっと味わいを引き締め、どらいな残像を残してフィニッシュ。ドライ感のなかにほのかに残る甘みが心地良い余韻となり、ついついおかわりしたくなる、爽やかなお酒です。熟成感とフレッシュさを両立させた、秀逸な1本!
自分の自由な時間に独り飲み
越州 里紅葉 吟醸酒
読書の秋、スポーツの秋。でも酒好きには、そんな事言ってる暇、ありませんよね~!だって、酒の秋…ですもん。酒を飲むのに忙しいんです(^_^;)
趣味の時間、自由な時間、自分の時間…。大人のオフタイムにひとりでゆっくりと楽しみたい酒です。例えば釣竿とリールのメンテナンスをしながらこの酒「里紅葉」をチビリチビリ。この場合、釣竿とリールが酒の肴。その肴がカメラになるか、小説になるか、DVDになるか、或るいはパソコンになるか・・・。それは貴方様次第。リラックスタイムにオンザテーブルの酒。“趣味”を肴にして、“酒味”お楽しみくださいませ。
落ち着いたほのかな香り、広がりのある味わいとしっかりとしたコクは、秋にピッタリ。
オフタイム、この酒でカッコ良く静かに独り飲み…。いかがですか?
越州 里紅葉 吟醸 500ml
販売価格(税込)¥1,491
天吹 秋に恋する純米 1800ml
販売価格(税込)¥2,970
じっくり熟成、じっくり味わう。
若戎 真秀 育もと 純米吟醸生酒 中取り
【秋の季節限定酒】
「若戎・ 真秀」。このお酒、山廃仕込。
若戎酒造では山廃仕込を育もと仕込と呼んでいます。
レギュラー酒の「真秀」は火入れ酒。
春先には同酒の「生酒」が限定発売されますが、そのお酒も大好評をいただきます。
この酒はその「真秀 生酒」の限定「中取り」。
お酒を搾る時、最初に出てくるお酒を「荒走り」と呼びます。
続いて出てくるお酒が「中取り」。
中垂れ、中汲みとも呼ばれ、香り豊かで深い味わいをしており、最も美味しいところと言われています。
トロリとした口当たりの次に感じる、山廃仕込みならではの心地良い酸味。
しっかりとしたボディを持ちながら柔らかな旨みがあります。
そして、パンチがありながら重たさを感じさせません。
山廃仕込、しかもせっかくのいちばん美味しい中汲みだからじっくり熟成させたい…という蔵の意向で、秋を待っての限定出荷となります。
根強い人気を誇る山廃純米吟醸!
真澄 山廃純米吟醸 ひやおろし
真澄の秋の酒と言えばコレ!使用する酵母は『真澄』の代名詞「7号酵母」。一夏寝かせることで重過ぎない円やかな口当たりに仕上げました。米の甘味と山廃仕込ならではの酸味がクロス。若すぎず熟しすぎずの、皆大好きな味わいです。
杜氏よりコメントをいただいております。
『熟成により味わいの角が取れ、丸みを帯びています。甘味と酸味のバランスが良く、いい味に仕上がっています。』…との事。
秋茄子の煮物、きのこのマリネ等、秋の味覚はもちろん、ピーマンの肉詰め等、肉料理にもピッタリ合いますヨ。
津島屋 純米大吟醸 播州山田錦 秋あがり
【 クール便 】